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第130回甲斐犬愛護会展覧会
第130回甲斐犬愛護会展覧会には行けなかったが、嬉しい報告が来た。
それは、私が以前飼育していた甲斐犬が「総合優勝」になったと言う事である。
その犬は、弟が作出した犬で4頭生まれた中で一番気に入った犬を私が連れて来て飼育していた犬である。壮犬まで私が飼育しており、仕事の都合で飼育できなくなり、今の飼育者へお譲りした。
この犬の両親は、父犬は仙台の方が飼育している犬で私が一目見て気に入った犬である。この犬は見た目は良くないが「目」が良かった。
こちらを見つめている目付きが、最近の甲斐犬では見ることが出来ない犬で、深遠で深い知性を持った目をしていた。
まぁ、普通の人は交配に使用しないような犬であったが、結果は良かった。
母犬は、以前私が飼育しており未成犬で一席を取っている犬で弟に譲った犬である。
この母親の血統は展覧会において優秀な成績を残している血統である。
さて、今回総合優勝した甲斐犬であるが、子犬の頃は気が強い犬で餌を食べているときに手を出すと「う~っ」と唸る犬で、何度か叱りつけたことがある。
しかし、大きくなるに従い落ち着いた犬になり、展覧会ではどんな甲斐犬に吠えられても吠え返さない犬になった。人間に対してもとても優しい犬になった。
思い出はたくさんあるのだが、良い飼育者に恵まれ、その才能を開花していただいたのには感謝している。
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2009 年 12 月 27 日 | コメント/トラックバック(0) |
日本犬の味わい
日本人は「味わい」と言う表現をよく使う。
絵画、盆栽、茶道や華道、さらには人に対しても「良い味出しているね!」と語る。
そう、「味わい」なのである。
日本犬を保存された先人達も「日本犬の味わい」を語っている。
「日本犬のすべて」で渡辺肇氏は洋犬にたいし「日本犬は、一見自然で、地味で、見栄えせず、平凡に映じるのである。「素朴は平常である。平常は、平凡に通じ、平凡は健康で、当たり前(自然)なものにする」。こらは禅の言葉であるが、これが素朴の要因である。この日本犬の自然さ、素朴さを通人は渋いという。渋い葉、派手の対照で、深い「味わい」とされている。」と日本犬の味わいを述べておられる。
この「日本犬の味わい」は、なかなか難しいものである。
「素朴は平常である。平常は、平凡に通じ、平凡は健康で、当たり前(自然)なものにする」は禅の言葉と述べているが、禅とは正反対に居る煩悩に取り込まれている私からすれば、まったく理解できない言葉であり世界であるが、健康をそこなった現在「平凡は健康で、当たり前(自然)なものにする」との言葉は大きく見に感じ入る言葉である。
そのような日本犬の先人達が感じる「日本犬の味わい」を現在の飼育者たちは感じ、味わっているのだろうか?はたまた、日本犬に対しそのような目線で向き合っている人がいくら居るのだろうか?
恥ずかしながら、私は「日本犬の味わい」は解らない。
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2009 年 4 月 10 日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日本犬


